プロフィール
Asaka Sekiguchi
関口あさか
特別支援学校教諭
イラストレーター@Atelier Funipo
教材クリエーター(幼児・特別支援・小学校・中高英語)
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日本初のCanva認定教育アンバサダー
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マイクロソフト認定教育イノベーター2015-2022
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日本初のMicrosoft Innovative Educator Fellow
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Google認定教育者レベル2
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Apple Teacher
大学時代からサヴァン症候群の子どもたちの支援や指導について研究・実践を行ってきた。また、重度の知的障害や身体障害、学習障害のある子どもたちに向けて、iPadやPCなどのテクノロジーを教育現場に取り入れ、学習やコミュニケーション、英語授業、ものづくりなどの表現活動支援や研究を学校内外で行っている。
進路指導専任として、障害がある高校生の就労支援・指導にも携わってきた。
イラストが得意で、知的障害のある子どもの英検取得の支援やイラストや感覚イメージを用いた英語授業や学習方法を推進。
「障害によりできないことを無理をして頑張らせるのではなく、得意なことを伸ばし生かす教育」を行い、ICT夢コンテスト宮島龍興記念教育賞などを受賞し、書籍や新聞、TED、Webサイトに多数教育実践が掲載されている。
近年では、障害のあるなしに関わらず、遊びと学びを楽しめるアート・創造ワークショップを親子向けに行っている。
主な活動
教員という枠を超えて、子どもたちの遊びと学びをもっと楽しく、
そしてクリエイティブにする活動をしています。
イラストレーター
教材クリエーター
イラストサイト「Atelier Fnipo」と教材サイト「ためカモ学びサイト」の立ち上げに携わり、イラストや教材を無償提供している。
先生たちがお便りで使えるイラストや、教員や発達心理学の専門家がコラボしたデザイン性の高い教育プリント教材が大人気。
様々な書籍にもイラストを提供。
教員コミュニティ
MIEE Talks@Admin.代表
ICTを教育に積極的に活用している全国の教員コミュニティ「MIEE Talks@Admin.」共同代表。
Microsoft Education Dayをはじめとする大きな教育カンファレンスの企画や、教員や子ども向けのセミナー、ワークショップを数多く実施。これまで述べ1万人以上が参加。
教育実践研究
障害や困難さのある子どもたちへの教育実践研究を様々な大学の先生と連携しながら10年以上前から行っている。
できないことをトレーニングして健常者に近づけるような教育ではなく、自己肯定感を高めながら、できることや得意なことを生かす指導・支援作りを実施。マイクロソフトやクラシエなどの企業とコラボした実践も行っている。
執筆・寄稿
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障害のある児童生徒への自立活動におけるICT活用事例.水内豊和・後藤匡敬(編著).特別支援教育 1人1台端末活用実践ガイド 自立活動編.明治図書出版.
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障害のある児童生徒への教科におけるICT活用事例.水内豊和・後藤匡敬(編著).特別支援教育 1人1台端末活用実践ガイド 各教科中心編.明治図書出版.
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関口あさか(2022).授業で120%タブレットを活用する!最新ちょこっとアイデア(第9回).特別支援教育の実践情報2022年09月号No.209.明治図書出版. p.52-53
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関口あさか(2021). 英語の読み書きが苦手な生徒の学びをICTで保障する. LD,ADHD&ASD 2021年10月号GIGAスクール時代の「ハイテク&ローテク」な合理的配慮. 明治図書出版.
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軽度知的障害のある生徒へのプログラミング実践.金森克浩(監修),水内豊和(編著).新時代を生きる力を育む知的・発達障害のある子のプログラミング教育実践2.明治図書出版.
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関口あさか(2020). 誰もが学びやすい!感覚やイメージで学ぶ英語の授業.特別支援教育の実践情報 2020年6・7月号「三つの柱」に沿って目標設定!国語,算数・数学の授業づくり.明治図書出版.p.50-51.
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関口あさか (2017).一度は手にしたい本.金森克浩(編).[実践]特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第7集.明治図書出版.
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内田孝洋・関口 あさか(2015). 自己表現を支えるICTの活用 : スイッチやVOCA、iPadを活用したコミュニケーションの指導. 肢体不自由教育 / 日本肢体不自由教育研究会 編.
研究業績
論文(査読なし)
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関口あさか・平林ルミ・高橋麻衣子(2021).筆記テストにおいて漢字や英語の書字及び計算エラーが教員の採点評価に与える影響」.LD研究第30巻4号
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有路憲一・関口あさか(2018).身体感覚と言語 : 身体感覚を利用した言語学習.信州大学総合人間科学研究,(12):194-205
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有路憲一・関口あさか(2017).サヴァン症候群の実態調査とその実践的価値.信州大学総合人間科学研究,(11):195-217
学会発表論文集
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水内豊和・関口あさか(2022).保育所等における園児のデジタル情報に関する取り扱いの現状と課題.LD学会第31回大会ポスター発表,
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個別最適化された学びのためのICT活用 -発達や学習、身体機能、心理等の実態把握と効果の評価のあり方-.特殊教育学会第60回大会シンポジウム(自主シンポジウム),話題提供者.
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LD等の児童生徒に対するICT活用はGIGAスクールでどう変わるか~合理的配慮,教育相談,成績評価とICT利用を軸に~.LD学会第30回大会シンポジウム(研究委員会企画シンポジウム),企画者:近藤 武夫,話題提供者:丹治 敬之、村田 美和、河野 俊寛、関口 あさか
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関口あさか・平林ルミ・高橋麻衣子(2018). 漢字のとめはねの丁寧さはテストにおいてどのように評価されるのか.日本教育学会第大会論文集,99-100.
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関口あさか・平林ルミ・高橋麻衣子(2018).テスト場面で子どもたちに求められる「書き」「計算」能力についての調査3-英語の綴りに困難がある子どもへの教員の評価と支援-,日本教育心理学会第60回総会発表論文集,508.
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平林ルミ・関口あさか・高橋麻衣子(2018):テスト場面で子どもたちに求められる「書き」「計算」能力についての調査2-子どもの困難さと支援に対する教員の意識-,日本教育心理学会第60回総会発表論文集,507.
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高橋麻衣子・関口あさか・平林ルミ(2018):テスト場面で子どもたちに求められる「書き」「計算」能力についての調査1-漢字計算のエラーはどのように評価されるか-,日本教育心理学会第60回総会発表論文集,506.
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関口あさか(2017).AT やICT が発展する現代において諦める指導と大切にしたい指導.ATAC CONFERENCE 2015 Academic Day Proceedings.口頭発表
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関口あさか(2016).低成績の子どもの学びを支える8年間の取り組み-低成績及び不登校や経済的困難さのある子どもの学習支援から見えてきたこと-.ATAC CONFERENCE 2015 Academic Day Proceedings.口頭発表
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有路憲一・関口あさか(2016).サヴァン症候群の児童生徒に関する実態調査.特殊教育学会第53回大会発表論文集,19.
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関口あさか(2015).指導段階に配慮した支援機器を活用したコミュニケーション指導事例.ATACカンファレンス2015 Academic Day Proceedings.口頭発表
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関口・新谷(2015).タブレットPCを活用した絵カードコミュニケーションを獲得するための段階的な指導.特殊教育学会第53回大会, 9-8.